キク栽培農家の一言　　　　　愛知県　小久保さん

キクのファーティゲーション。

これからは外国とのケンカで優位に立つ事。そのためには規模を拡大してスケールメリットを出すことと、コストを下げること。そして養液点滴栽培をはじめました。

ファティゲーションのメリット
理論的にいえば、肥料代を大幅に削減できる。
キクは１０〜２０キログラムのチッソで十分できるらしい。だけど従来は、５０�sも施肥してきた。 しかし養液土耕なら、毎日少しずつを根まわりだけに無駄なく施用するわけだから、逃げたり抜けたりは基本的にはなくなる。今のところ２５〜３０�sくらいのチッソでいいキクが切れている。従来、年間坪１０００円くらいだった肥料代が、坪３００円。年に三作やるので一作、坪１００円というところだ。

「最低限の肥料で最大の収穫を目指す」。
●最低限の肥料と手間で、最大の効率を生むキクの栽培法はどの辺りにあるのか、それを見つけるのが今、最大の楽しみとなっている。